2010年2月23日火曜日

2月の花


 花(はな)のすくないこの時期(じき)に可愛(かわい)い椿(つばき)が咲(さ)きました。
 緑(みどり)の葉(は)を笠(かさ)がわりにして霜(しも)を避(さ)けていました。
 
 中国(ちゅうごく)の詩(し)に『春(はる)を探(さが)して一日中(いちにちじゅう)野山(のやま)を歩(ある)いたが見(み)つからなかった。家(いえ)に帰(かえ)って庭(にわ)の木(き)を見てみたら枝先(えださき)には花(はな)が咲(さい)ていた。春(はる)はもうきていたのだ。」とあります。
 
 梅(うめ)もいつの間(ま)にかつぼみがふくらんでいました。春はる)は我が家の庭(にわ)にもちゃんと来(き)ていました。

    宗由(そうゆう)

2010年2月9日火曜日

お正月の花

お正月(しょうがつ)の花(はな)
 
 
 今年(ことし)は、松(まつ)と白梅(しらうめ)と千両(せんりょう)を活(い)けてみました。せんりょうは赤(あか)でなく橙(だいだい)いろでした。
 すがすがしい気分(きぶん)になりましたよ。
    宗由(そうゆう)

2010年2月3日水曜日

おせち料理のこと

年末(ねんまつ)の大掃除おおそうじ)はなぜするの?
 
 外国(がいこく)の人に寒(さむ)いのに、なぜ掃除(そうじ)をするの? と聞(き)かれたことがあります。そのときは、ほんとにそうだな。なぜだろうと思っていました。
 
 いまはちゃんと答(こた)えられますよ。
 
 家じゅうをきれいにして、1月1日、元旦(がんたん)に五穀豊穣(ごこくほうじょう)、つまりお米などをつかさどる歳神様(としがみさま)をむかえるためだそうです。
 この神様(かみさま)はとてもきれいずき。よく門(もん)などに、松(まつ)が飾(かざ)られていますが、歳神様(としがみさま)は、松の先のようなとんがっているところにくるそうです。そしてきれいになった家に入ります。おせち料理(りょうり)は、神(かみ)様にお供(そな)えして先祖(せんぞ)の霊(れい)と歳神様(としがみさま)を迎(むか)え共(とも)にいただく食事(しょくじ)のことで、主婦(しゅふ)が楽(らく)をするためのものではないそうな。
 三が日(さんがにち)は神様を迎えるあいだは騒(さわ)がず、煮炊(にた)きを慎(つつし)むという意味(いみ)もあるそうで、栄養(えいよう)のバランスがよく、老化防止(ろうかぼうし)にも役(やく)だつそうです。
 
 私の家族(かぞく)はおせちが大好き、ことしも11種類(しゅるい)を手づくりしました。
 なにを作ったかって?
 先ず簡単(かんたん)に作れる、田作(たづく)り、栗きんとん、黒豆(くろまめ)、伊達巻(だてまき)、数の子(かずのこ)などなど。
 大根(だいこん)とにんじんのなます(和風サラダ)は、お酢をくわえただけのかんたんさ。
 安上(やすあ)がりなので、たくさん食べられ、おすそ分けもできます。八つ頭と言う芋(いも)は牛のひき肉のトッピングをのせた3代つづく我が家のオリジナルです。
 
 宗由(そうゆう)